ほこたてつうしん

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 弾けないギターを弾くんだぜ

貴志祐介の「悪の教典」、面白かったなー。本場アメリカ仕込みのサイコパスにして稀代のシリアルキラーであるわるいせんせい・ハスミンの一大ピカレスク・ロマン。盗聴・恐喝から殺人・淫行まで何事にも臆せず全身全霊で取り組むハスミンの真摯な姿勢にこころ打たれるよ。思い立ったらすぐ殺人!前戯に三時間!菰田幸子より一生懸命で愛らしい。


先週末は江ノ電に乗って鎌倉近辺を旅してきたよ。かもめ食堂っぽいランチ。


海へ行くつもりじゃなかった。なので買ったばかりの水着を忘れたー


お刺身おいしい。そして海といえばピニャ氏とマイタイ氏。


乙女ゲーごっこは続く。わたしはロディ派なのに、アイツが気になることを言うから……

先週読んだ少女マンガの感想いろいろ。ネタバレ注意!

「恋愛カタログ」永田正実【全34巻】
高2の花本実果は、合コンで出会った高田修司に思い切って告白。意外にもOKをもらって付き合い始める。主人公ふたりの初々しさがたまらないなー。全34巻という大長編なので高校生活のいろいろなイベントごとはもちろん、大学受験・ひとり暮らし・親の反対・就職とふたりの成長を見守っていけるよ。恋愛は面倒くさいと諦観の境地に至ってしまった大人にこそ読んでほしい。
それと、95年から連載を始めた作品なので、作中に登場する90年代的なあれやこれやが素敵。高田くんはオザケンっぽいし、携帯電話がまだレアだったりするし、好きなアーティストの曲を集めたカセットテープを渡したりするし。

「高校デビュー」河原和音【全13巻】
ソフトボール一筋だった長嶋晴菜は高校入学を機に彼氏を作ろうと画策。偶然知り合った高2の小宮山ヨウに「モテコーチ」を依頼するが……というお話。主人公の晴菜のキャラが真っ直ぐで可愛い!わたし昔から体育会系女子とは相性が悪かったんだけど、こんな爽やかな子なら友だちになりたいなー。ヨウはちょっと暗いけど要所要所で良い台詞を吐く理想的なヒーローだ。
ちなみにこの作者さんが今連載している「青空エール」も大好き。ブラバン少女→野球少年という組み合わせなんだけど、ヒロインに告白されたヒーローの答えが「野球に集中したいから今は付き合うとか考えられない。でも、甲子園に行くまで絶対に彼女作らないから!」(手元にコミックスがないので正確じゃないかも)だよ!なんて爽やかな断り方だ。わたしも言われてみたいよ。
それとまったく関係ないけど彩学、甲子園出場おめでとう!

「メンズ校」和泉かねよし【全8巻だけど7巻まで読んだ】
フェリーでしか出入りできない超僻地の全寮制男子校を舞台にした青春群像劇。男子が主人公の少女マンガって好き。おバカでえろくて、でも頼りになってさっぱりしててっていう、女の子の考える男の子の生態がある意味ファンタジーだよね。持ち回り制の主人公たちの中でわたしが好きなのは可愛い顔して喧嘩っ早い牧くん(チカ)。理由はいつも通り。
わたしもいつも、男の子は自由で身軽でいいなーと憧れてた。水着を忘れて下着で泳いだり、深夜コンビニに出かけてがっつり好きなだけ食べたり、アポなしで誰かの部屋に押し掛けてたむろったり、ハーフパンツにお財布突っ込んで手ぶらでクラブに行ったり、あまつさえバッグ持ってるときでもロッカーの上に押し込んでそのままフロアに出ちゃったりね。背が高いのも力が強いのも夜が怖くないのもうらやましい。わたしも本当は男の子になりたい。
ちなみにこの作者さんが今「ベツコミ」で連載している「女王の花」も好き。古代中国(?)の悲運のお姫さまと金髪碧眼の奴隷の物語。身分の格差っていう枷がいいねー。「黎明のアルカナ」(藤間麗)とか、主従萌えな女の子が多いのも分かる気がする。

「彼 first love」宮坂香帆【全10巻】
わたしもうこんなタイトルの少女マンガでさえ平気な顔して借りられちゃうんだぜ。メガネ&おさげ髪の地味な高1の狩野花梨は、通学バスの中でカメラマン志望の高校生・桐矢葵に出会う。こないだ読んだ同じ作者さんの「僕達は知ってしまった」もイケメン×地味女子で似た設定かも。
さいきんの少女マンガのヒーローって「以前はヤリチンだったけどヒロインに会って誠実になった」みたいなのが多いけれど、それが少女たちの理想像なのだろうか。世間的にはどうしてもヤリチン>童貞なのだろうか。残念すぎる。童貞も守れないやつに何が守れるっていうんだろうね!

「パフェちっく!」ななじ眺【全22巻】
元気で子ども好きな高1の亀山風呼。アパートの上の階に引っ越してきた新保大也(明るい女好き)と新保壱(クールな優等生)に振り回されて……というお話。イケメンふたりの間でフラフラするのは一見楽しそうだけど、この作品のヒーローふたりは帯に短し襷に長し。大也はヤリチンな過去が許せないし、壱は年上の女との諸々がずっと尾を引きそう。

「センセイと私。」水瀬藍【全4巻】
高1の吉野遥香は危ないところを助けてくれた国広篤哉に恋をするが、彼は産休の担任の代わりとして赴任してきた高校教師だった。噴水の中に閉じ込められるベッタベタな出会いから、先生の元カノが転入してきたり自殺未遂したり先生が記憶喪失になったり教室で交際宣言したり教室でプロポーズしたり(家でやれよ)最後まで「なんじゃそりゃ!」の連続だったよ。「ハクバノ王子サマ」の小津先生みたいに大人同士でさえ慎重なんだから、ここは国広先生がもっと節度ある行動を心がけてほしかった。再会してすぐ寝込みを襲ったり校内イベントで「もう一度男と女に戻ろう」とか言ってキスしたり、読んでるこっちはキュンどころかドン引きだよ。
そんで国広先生の「俺と最後の恋をしよう」っていう台詞でわたしが「先生もの」が嫌いな理由が分かった!生徒側(女)は高校の先生と恋に落ちたことで大学生や社会人になってからのいろいろな出会いや恋愛を制限されるのに、先生(男)はそのすべてを楽しんだあと10代の若い身体を思いのままにできるからだ!男女逆だったら腹が立たないのになー。やっぱりこの気持ちもわたしの益体もない童貞信仰の賜物なのかなー。

「世界はハッピーでできてる」宇佐美真紀【全2巻】
孤独なお嬢様・宮国香苗(高2)は傷心旅行先のゲレンデでスキーのインストラクター・森原英治(23歳)と親しくなる。でも下界で再会した英治は香苗の高校の新任教師になっていた。
上の「センセイと私。」と似た設定ながらそんなに気持ち悪くないのは、我慢強く「先生」であろうとする森原先生のキャラクターのおかげかな。こっちの森原先生は教師の職を辞して親&おじいさまに話を通した上で香苗の卒業を待って婚約って一応の筋を通していてまあまあ現実的。逆にそれくらいリスキーじゃないとハスミンみたいな淫行教師が増えちゃうよね!

「先生!」河原和音【全20巻】
高2の島田響はふとしたきっかけから25歳の社会科教師・伊藤貢作を好きになり、告白する。伊藤先生、女性不信とか言っておきながら落ちるのが早すぎるよ!
でも、わたしが「先生もの」を嫌いな理由(経験差)を伊藤先生も気にしてたみたいで良かった。「俺はね、お前にずっと後ろめたかったんだ。俺は付き合うのはお前が初めてじゃないし、高校の時には高校なりの、大学の時には大学なりの付き合いをしてきて、今おまえと付き合ってる。だけどいいのか?そういう事をひとつも経験しないで俺に決めてしまっていいのか?」だって。良くないよ。響ちゃんも先生と同じだけ経験を積んで、それでも好きなら改めて付き合えばいいよ。
わたしのお気に入りキャラは美術の中島幸子先生。中学時代の家庭教師への失恋を引きずって恋に臆病になるってどんだけピュアなんだろう。あと、当て馬っぽく登場して当て馬っぽく退場した北高の藤岡勇輔くん、すごく好き。

「世界はボクらのために!」円城寺マキ【全2巻】
長年付き合った彼氏に振られたショックから逆ナンした男の子と一夜の関係を持った小川真帆。新任教師として向かった2-Aに遅刻してきた生徒は、その情事の相手・広瀬港だった。再会したその日に資料室で立ちバックってどんなエロマンガだよ……。でも軽い作風のせいか、女教師×男子生徒だからなのか意外と気持ち悪くない。これが男女逆だったら痛々しいよね。

「B.O.D.Y.」美森青【全15巻】
高2の佐倉凌子は隣の席の地味なメガネ男子・藤竜之介が気になる。でも彼は実は出張ホストのバイトをしていた。設定もエピソードもマンガっぽくてリアリティ皆無ながら楽しく読めた。「シーイズマイン」もそうだけど、この作者さんの描く女の子ってバカっぽくて可愛いなあ。

「毎日君に恋してる」山田こもも【全2巻】
高校に入学した松野芽依は、兄の事情で同じ高校の藤沢暁先輩(高2)と同居することに。さいきんの少女マンガのジャンル分けはもう「同居もの」か「そうでないか」の二択でいいよね。
年上の女性に恋していた暁先輩は少女マンガにありがちなクールガイかと思ってたのに、芽依が告白してデレてきてからが大変。初体験に際しては「責任…とってくれんの?」「芽依の人生全部俺にくれる気…っあんの?」って女子みたいな反応。とんだピュアボーイもいたもんだな。

「幸せいくらで買えますか?」宇佐美真紀【全2巻】
祖母が他界して天涯孤独になった石川桐(高1)。身元引受人として現れた薄汚い男・椎名拓海(23歳?)はかつて天才バイオリニストと呼ばれていた。これも一種の同居ものなのかな。最後までキスもしないまま離れちゃうのにふたりの気持ちが伝わってきてキュンとした。

「はぴまり~Happy Marriage!?~」円城寺マキ【既刊3巻】
OL兼ホステスの千和(22歳処女)は、8ケタの借金を肩代わりしてもらう代わりに自分が勤める会社の社長・北斗(28歳)と結婚する羽目に。物語のひとつの柱は、千和と北斗が信頼し合う本物の夫婦になれるかということ。もうひとつの柱は、妾腹の北斗がすべてを手に入れて間宮の家に復讐できるかということ。あんまり好きな絵じゃないけど今後の昼ドラ的展開に期待したい。

「山本耳かき店」安倍夜郎【全1巻】
少女マンガじゃないけど面白かったので。「山本耳かき店」の女将に膝まくらで耳かきをしてもらう人々の悲喜こもごもを描く安倍夜郎(「深夜食堂」)のデビュー作だよ。やっぱり内臓に近いところに異物を突っ込まれて掻き回されるというのはセクシャルな行為なのだな。

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ミユキ

「ほこたてつうしん」 は、任天堂とガンダムをこよなく愛するミユキの日記、だったのですが、さいきん山歩きと少女マンガのことが多いかもです。スヌーピー、ギズモ、クルテク、チェブラーシカ、犬や猫と遊ぶことも大好き。日記のタイトルはそのとき聴いていた音楽や読んでいた本から取っていて、本文とは無関係だったりします。メールはこちらまでお願いします。

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